トイレの水漏れは、トイレタンクや配管から起こるケースがほとんどですが、実はウォシュレットからの水漏れも起こり得ます。
ウォシュレットから水漏れしてしまい、対処が分からず困ってしまったことのある方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、ウォシュレットトイレの水漏れについて、原因やメンテナンス方法などをお話ししていきます。
近年、ウォシュレットの水漏れトラブルが増えています。
その理由は、普及率の激増と共に、ウォシュレットは家電製品であるため時間と共に劣化していくからです。それに加えて適切なメンテナンスや点検を行っていない、という理由も考えられるでしょう。
しかし、前述の通りウォシュレットは家電製品なので、個人で水漏れを修理することはおすすめできません。
今回はウォシュレットの水漏れ対策とその予防などを詳しく解説していきます。
まずはウォシュレットの仕組みについて解説しましょう。
ウォシュレットで使われる水の給水方法は、「水道直圧式」と「ポンプ給水式」の2種類あります。
「水道直圧式」とはトイレの止水栓から給水されるタイプのことで、現代のウォシュレットの定番です。これは、止水栓に分岐をつけて、タンクに行く水とウォシュレットに行く水とを分けています。
「ポンプ給水式」は、2000年以降に購入した古い形のウォシュレットや、止水栓が無いトイレに設置されたウォシュレットなどに使われるものです。
トイレの後ろについているロータンクに専用のポンプ付き給水ホースを入れて、ウォシュレットに給水します。
ウォシュレットに給水された水はとても冷たいため、温められてから使用されています。
この温め方は2つあり、それぞれの名称は「貯湯式」と「瞬間式」です。
この2つを詳しく解説しましょう。
ウォシュレット内部にタンクが内蔵されているのが「貯湯式」です。
水を一度タンクにためて温め、設定温度になったら使用します。
デメリットは、常に電気を必要とする分、電気代がかかることと、続けてウォシュレットを使用すると湯切れを起こしやすいということです。
反面、本体価格は手ごろです。
また、タンク内に保温されている温水に雑菌が繁殖しやすいため、こちらにも気を付けたいところです。
「瞬間式」は止水栓から来た水を、洗浄に使う際にセラミックヒーターに通し、瞬間的に温めるタイプです。電気代を抑えることができ、湯切れの心配もありません。
しかし、洗浄水が出てくるまでに少々時間がかかるうえ、本体価格が高めです。ただしタンクを設置する必要がないため、様々な機能を備えている場合が多く、本体価格は相応と言えるでしょう。
ウォシュレットの機能はメーカーにより多種多様で、非常に便利なものです。
ここではウォシュレットの機能について確認していきましょう。
おしり洗浄は男女関係なく使える機能で、おしりに向けてシャワーをかけ、洗浄してくれます。
介護が必要な方や、腕をけがしてしまった場合などは特に、便利な機能です。
また、おしり洗浄機能は洗浄水の強さを選べるものもあります。
ビデ洗浄はデリケートゾーンを洗浄するものなので、使用するのは主に女性です。
こちらも洗浄水の強さが選べるようになっています。駅のトイレなど簡易的なウォシュレットにはビデ洗浄が搭載されていない場合もありますので、使いたい人は注意が必要です。
おしり洗浄やビデ洗浄以外にも様々な機能があります。
例えば脱臭機能です。これはトイレの臭いを脱臭してくれるため、換気扇はトイレを出てから回すと良いでしょう。
他にも温風乾燥機能、便座暖房機能、ノズル掃除機能などがあります。
ウォシュレットはトイレという特殊な場所にあるため、とても使用頻度の高い家電製品です。
それなのに、普通の便器と同じように拭き掃除はしても、細かいパーツの部分を掃除することはあまりないという人が多いのではないでしょうか。
そうした状況では、部品やパッキンの劣化や動作不良を引き起こしやすく、やがて水漏れの原因となってしまう可能性があります。
また、多量の水漏れがある場合は、本体に何らかの損傷があることも考えられるため、すぐに使用をやめて止水栓を締め、ウォシュレットの電源を抜きましょう。
そして、できるだけ手つかずの状態で修理業者に修理を依頼してください。
ただし、部品交換がほとんどできず、修理ではなく交換となるケースも多くなっています。
すぐの対応が難しい場合には、メーカー対応として以下のような主要メーカーの電話番号の案内になることもあります。
TOTO 0120-1010-05(修理のお問い合わせ窓口) 0120-8282-55(交換用のパーツに関してのお問い合わせ窓口)
パナソニック 0120-878-709(お問い合わせ窓口) 06-6906-1109(総合受付)
LIXIL 0120-376-832(シャワートイレのランプが点灯している場合) 0120-376-833(トイレのその他のご相談)
交換に使える製品をすぐに修理業者側で手配できる場合には、修理ではなく交換に繋がるケースもあるため、急ぎの方は確認してみましょう。
前述の通りウォシュレットは家電製品です。
下手に素人が手を出すと危険を伴うことがある、ということを念頭に入れ、部分ごとの水漏れ原因と解決方法を見ていきましょう。
ウォシュレットの水漏れで一番多いのが洗浄ノズルからの水漏れです。
洗浄ノズルとは、水を洗浄水として噴射する、シャワーヘッドにあたる部分のことで、 おしりやビデなどの洗浄スイッチを押すと、格納されていたノズルが出てきて、水を噴射します。
そのため、洗浄ノズルは電気が通っている機械です。
電気が通っている箇所での水漏れはとても危険を伴いますので、以下の解決方法を読み、すぐに対処してください。
万が一ノズルが割れているなど、目に見える故障の場合はすぐに止水栓を締め、電源を抜いてから修理業者に依頼しましょう。
ノズルに割れなどがなかった場合はまず、リモコンの電池切れやコンセント外れがないかどうかを確認してください。
特に電源に異常がなかった場合は、水の流れを制御するバルブユニットの故障、ノズル内部の弁やパッキンの劣化、ノズルの目詰まりなどが考えられます。
そのため、まずは止水栓を締めて電源を切ってから修理業者に修理を依頼してください。
これらの修理にはウォシュレット本体を分解する必要や、電気系統の修理をする必要があるため、素人が行うのはとても危険です。
メーカーも個人の修理は推奨しておらず、バブルユニットの販売はしていません。
絶対に自分では触らずに、速やかに修理業者に依頼するようにしましょう。
ウォシュレットの水漏れで2番目に多いのが、温水タンクからの水漏れです。前述の通りウォシュレットには「瞬間式」と「貯湯式」の2種類があり、温水タンクは「貯水式」にのみ使用されています。
瞬間式」で使う水は、洗浄機能を使用する度、水道水をセラミックヒーターに通して温めているため温水タンクは不要ですし、電気は洗浄時にのみ必要です。
しかし、「貯湯式」では、温水タンクにためながら水を温めているため、温水タンクと電気が常に必要です。
電気が通っている温水タンクの水漏れも非常に危険なものです。
温水タンクからの水漏れの場合は、ゴムパッキンの劣化や機械の故障を疑いましょう。
しかし、前述の通り温水タンクにも電気を使用しています。
電気系統の修理は個人で行うのが危険なため、ノズルと同じく製造物責任法(PL法)により、メーカーが部品の販売をしていません。
そのため、温水タンクから水漏れした場合も、速やかに止水栓を締め、電源を抜いて切ってから、修理業者に依頼してください。
ウォシュレット横にある操作パネルの下や横には、給水管がトイレに繋がっている部分があります。
ここに円筒形のユニットがついていますが、これが水抜き栓です。
つまり、ウォシュレット横から水が漏れてくる場合は、水抜き栓が原因だと考えましょう。
この水抜き栓、正確には「給水フィルター付水抜き栓」と言い、修理のときなどに水を抜く際に使うこともあれば、温水タンクが正常に機能するよう、凍結を防ぐためのものでもあります。
水抜き栓に何らかの原因でヒビが入ったり、ゴムパッキン(Oリング)が劣化していても水漏れします。
水抜き栓からの水漏れの場合はまず、止水栓を締めて電源を抜きましょう。そして、水抜栓が緩んでいないかどうかの確認をしてください。
水抜栓が緩んでいるだけならば、締める作業は個人でも行えます。 機種によってはマイナスドライバーが必要な場合もありますので、お手持ちのウォシュレットの取扱説明書を参考にしてください。
水抜栓が緩んでいなくても水漏れする場合は、水抜き栓を交換すれば収まる可能性が高いです。
しかし、水抜き栓にもさまざまな種類があるうえ、10年以上経過しているウォシュレットの場合は、部品の入手が困難になります。
そのうえ、水抜き栓を外す際に水が出てくる可能性もあるため、修理業者に依頼しましょう。
ウォシュレットの内部には、水をノズルに送っている非常に細いホースがあり、便器内の水漏れ原因になることがあります。
また、便座から水漏れしているケースは、明確にはウォシュレット本体と給水管の接続部分からの水漏れです。
ウォシュレット便器内から水漏れの場合は、ホースがゆがんでいるか、切れている可能性があります。また、前述のバルブユニットの故障の場合でも、便器内に水漏れすることがあり、どの理由でもむやみに触ると大事故になる危険性をはらみますが高いです。
直ちに止水栓を締めて電源を抜いてから、修理業者に依頼してください。
ウォシュレットの便座から水漏れの場合は、様々な原因が考えられます。
例えば単純なサイズ違いも考えられますし、給水管や給水ホース、温水タンクの劣化、あるいは繋ぎ目のボルトなどのゆるみ、パッキンの劣化なども水漏れの原因です。
そのため、便座から水漏れの場合は、水漏れ箇所の特定が困難になり、素人にはわかりにくい作業となるため、こちらも修理業者に依頼したほうが早いでしょう。 その際、止水栓を締めて電源を抜くことを忘れないでください。
止水栓から入ってきた水道水は、分岐金具へ入り、トイレのタンク側とウォシュレット側に分かれます。
そして配管を通り、温水タンクで温められ、洗浄ノズルから噴射されます。
そのため、いくつかのホースや配管などを水が経由していく必要があり、それぞれの継ぎ目から水が漏れる可能性があるのです。継ぎ目から水が漏れる原因は、振動などによるジョイントの緩み、パッキンの劣化、分岐金具の劣化や故障などです。
そのため、まずは止水栓を締め、電源を抜いてから水漏れをしている箇所の特定をしましょう。
水漏れ箇所を特定でき、原因がジョイントの緩みの場合はたら、ナットやボルトなどをモンキーレンチやスパナなどで締めなおします。 このとき、締めすぎてしまうと管の中に圧力がかかり、余計な水漏れや破裂などを引き起こすことがあり、とても危険です。
パッキンや分岐金具の劣化や故障の場合は、新しい部品を購入してから同じように締めていきましょう。
分岐金具はメーカーが販売しているので安心ですが、パッキンの型を間違えると、水漏れを悪化させることになります。そのうえ、前述の通り締めすぎにも注意が必要です。
そのため、どちらの原因にしろ、修理業者に依頼したほうが安全でしょう。
ウォシュレットの操作パネルは、壁に設置してあるタイプがほとんどです。
このタイプの操作パネルの場合、ごくまれに操作パネル自体から水漏れすることがあります。
この場合はまず、操作パネル付近の給水管などからの水漏れがないか確認してください。
給水管からの水漏れではなく、確実に操作パネルからの水漏れだとわかったら、止水栓を締め、電源を抜いてから直ちに修理業者に依頼しましょう。
なぜならこの水漏れは、操作パネルやウォシュレット本体内部の故障であることがほとんどなので、内部の部品を交換するか、ウォシュレット自体を交換することになるためです。
操作パネルは電気製品なので、素人が修理するのは危険が伴います。実際、過去に火災が起きたこともあるため、製造物責任法(PL法)により、素人が部品を入手することは不可能です。
操作パネルやボタンから水漏れしている場合は危険なので、むやみに触らず、修理業者に依頼するしかありません。
ウォシュレットから水漏れが起きた場合は、できる限り早く以下の3つの応急処置を行いましょう。
水漏れが起きたら、トイレの止水栓を直ちに締めてください。
その理由は、水漏れによる水道代の高騰と、階下への水漏れ防止だけではありません。
漏電や感電を防ぐためにも直ちに止水栓を締めなくてはならないからです。
止水栓はマイナスドライバーを使って締めるタイプのものがほとんどですが、中には素手で締められるタイプのものもあります。
止水栓のないタイプのトイレや、止水栓の場所が見つからない場合は、水道の元栓を締めましょう。
次に、ウォシュレットの電源を抜きましょう。
ここで気を付けたいのはプラグに水がかかっている場合です。素手でプラグを触ってしまうと感電の恐れがあります。絶縁性の高いゴムなどでできた手袋をはめ、水気を取り除いてから電源を抜くようにしてください。
トイレの床を拭く作業は、修理業者に電話をかけながら、あるいはかけてから行っても良いものですが、忘れてはいけません。
なぜなら、湿気が多いトイレに更なる湿気を招くからです。
するとカビが生える可能性が高くなるうえ、床材の腐食や階下への水漏れを引き起こす可能性まで出てきます。
それらを回避するためにも、水で濡れた床を拭くことは忘れないようにしましょう。
水漏れを修理するには、相応の労力と時間、お金を必要とします。
特にウォシュレットの水漏れは、派手に水が流れることがあまりありません。
そのため、ほんの少しだけだからと、放置してしまうことも多いのではないでしょうか。
しかし、ほんの少しの水漏れで気づけた方がラッキーです。 これを放置していては後々より多くの労力と時間、お金を浪費してしまうことになるかもしれません。
その理由を詳しく解説しましょう。ウォシュレットの水漏れを放置すると、家電製品であるウォシュレットの更なる故障を招きます。
この理由は、ウォシュレットの本体やコードが濡れるために絶縁不良を起こすからです。
この状態でウォシュレットを使い続けると、大きな負担がかかるため、内部部品の発熱や断熱を起こす危険があります。
そのまま発火する可能性もありますので、ウォシュレットの本体やコードが濡れてしまった場合は直ちに止水栓を締めてください。
そしてゴム手袋をはめ、水気を拭きとってから電源を抜き、修理業者に修理を依頼しましょう。
また、漏電が起きた場合は電気料金の高騰の可能性があると共に、感電する恐れもありますので、じゅうぶん注意が必要です。
ウォシュレットの水漏れを放置すると、水漏れ箇所や床は常に濡れていることになり、トイレ内の湿度が上がります。
湿度を好むのはカビです。
カビは一度発生してしまうと繁殖していくため、不快指数が上がりストレスになるうえ、健康被害が起こります。
カビによる健康被害はさまざまです。気管支肺アスペルギルス症や虫歯、クリプトコッカス症などの感染症をはじめ、ぜんそくや夏型過敏性肺炎などの各種アレルギーがあげられます。
これらはカビを放置していた場合だけではなく、カビを除去する際にマスクをしていなかった場合にも罹患することがありますので、カビ除去の際にも必ずマスクをしてください。
ウォシュレットの水漏れを放置すると、常に床が濡れている状態になります。
この時に恐ろしいのは、前述の湿度の上昇やカビの発生だけではありません。床材や壁にまで水が伝わり、材木などが腐食すると、床や壁の張り替え工事が必要です。
そして、腐食が床下まで進むと、湿度を好むシロアリが発生します。すると大規模なリフォームや害虫駆除を必要としてしまい、お金と時間がかかるでしょう。
さらに集合住宅の場合は階下の天井に水が溜まり、カビが発生する可能性や、階下の住人の家財を損失する恐れもあります。
ここまでくると莫大な費用を請求されるうえ、管理会社や住人との間で訴訟に繋がる恐れもあるのです。
水漏れを放置すると、当然水道代が上がります。
例えば、貯水量が少ない便器にお箸の先程度の水が流れているだけでも、漏水量は約20㎥、1ヶ月で約7,600円です。(下水道料金を含みます。)
1ヶ月を31日と過程すると、1日あたり245円の無駄が生じていることになるため、おにぎりや新聞が2つも買える金額です。
水漏れの放置は、おにぎりを2つ食べられる金額を、毎日無駄にしていると考えましょう。
ウォシュレットは意外とデリケートな機械なので、メンテナンスを欠かしてしまうと当然、水漏れなどのトラブルが頻発します。
ウォシュレットの水漏れ劣化を防ぐために、日頃からメンテナンスをしておくことは非常に大切です。
ウォシュレットの水漏れを起こさないためにはまず、換気を中心とした適切な温度と湿度の管理もを行ってください。
特に熱気は、ウォシュレットのオーバーヒートを引き起こす原因になるため、夏季や長期間家を留守にするときは常に換気扇をまわし、温度や湿度の急な上昇に対処しましょう。
逆に冬季はウォシュレット内部の水の凍結が心配です。 これを防ぐにはトイレ室内を保温するのが一番簡単な方法ですが、なかなかできないことでもあります。
そこで、機種によっては凍結予防機能があるので、そちらを使ってください。この機能がない場合は、便器内や配管内にある水を抜く必要があります。
水抜きの仕方は機種によって違いますので、お手持ちのウォシュレットの取扱説明書を参考にしてください。
ウォシュレットの水漏れを防ぐには、最も水漏れしやすいノズルの洗浄を定期的に行うことです。頻度は2週間に1回がベストでしょう。
ノズルの掃除は拭き掃除をするだけです。
最近の温水洗浄便座には、「ノズル洗浄ボタン」というものがついているので、これを押せばこれを押すと、水を出さずにノズルだけが出てきます。
そして、歯ブラシは使わず、柔らかい布で拭きましょう。
何故なら、歯ブラシではノズル本体に細かい傷が付き、逆に不衛生になってしまうからです。
ノズルの掃除が終わったら、もう一度「ノズル洗浄ボタン」を押して、ノズルを収納することを忘れないようにしてください。
ウォシュレットは精密な家電製品なので、こまめな点検をおすすめします。
毎日の点検は水漏れがないかどうか、水はきちんと流れるかなどの最低限のもので構いません。これに加えて3年ごとに給水フィルターや脱臭フィルター、脱臭カートリッジの点検と掃除、便座クッションの点検などを行いましょう。
ただし、自分で行うのが難しいと感じたら無理をせず、修理業者に依頼してください。
そして、毎日の点検ついでにウォシュレットの掃除も行うと一石二鳥です。 加えて、ウォシュレット本体や接続部、電源プラグ周辺のホコリを除去し、清潔を保つようにしましょう。
また、電源プラグのほこりを除去する場合は、濡れた布は使わずに、乾いた布で行いましょう。
前述の通りウォシュレットは家電製品です。万が一水漏れやつまりなどの不具合が起きたら、止水栓を締めて電源を抜いてから、修理業者に依頼してください。
専門知識もなく無理に直そうとすると、水漏れが悪化することがありますし、最悪火災などの大きなトラブルに発展することもあるからです。
修理業者に依頼するときには、以下の相場を参考にしてください。
(金額には基本料金が含まれています。)
修理内容 | 費用相場 |
---|---|
トイレのパッキン交換や調整作業 | 6,000円~10,000円 |
ノズルからの水漏れ | 13,000円~19,000円 |
温水タンクからの水漏れ | 14,000円~25,000円 |
便器交換 | 70,000円〜 |
着脱 | 30,000円〜 |
専用の機械が必要な場合や、深夜などの場合は、追加料金が発生することもあります。
どの業者に依頼するにしても、高圧的な態度で説明もなく高額な料金を請求された場合は、必ず断るようにしましょう。そしてできれば、見積もりは何社かお願いすることをおすすめします。
ウォシュレットの水漏れはメンテナンスや点検を行うことで防げるものもあります。
特に、ウォシュレットのノズルのこまめな掃除が水漏れを防ぐ秘訣です。
しかし、メンテナンスや点検を日々行っていても、水漏れが起こる場合もあります。
その場合はまず止水栓を締めて電源を抜き、今回記載した水漏れ場所ごとの解決方法を参考にしてください。
ウォシュレットは家電製品なので、大部分の水漏れは個人では対応が不可能です。2次被害を起こさないためにも、必ず修理業者に依頼しましょう。
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