
トイレのレバーを引いても手洗い管から水が出なかったり、タンクに水が溜まらなくて流れなかったりして困っていませんか?
この場合、タンク内や給水管に不具合が生じている可能性があります。症状を改善するには原因を探して適切に対処することが大切です。
今回は、トイレの水が出ない・流れないときに確認するべきことや、原因別の対処法について解説します。
また、トイレのつまりによってトイレが流れない方は下記記事を参考にしてください。
>>トイレつまりの自分でできる直し方10コをプロが解説!
トイレの水が出ない原因はさまざま考えられ、トイレの設備に問題がなくても水が流れないケースもあります。
適切に対処するためにも、まずはトイレの水が出ない原因を知ることが大切です。
この章では、トイレの水が出ない原因を見つけるために確認するべきことを紹介します。
主に確認するべきことは以下の5つです。
それぞれのチェックポイントについて解説します。
お住まいの地域やマンション・アパートで断水していませんか?
水道管工事や貯水池の水位低下、給水設備などの影響で計画断水をおこなっていたり、台風や地震などの自然災害の影響で断水が起きていたりする可能性があります。
計画断水の場合は事前に通知されるため、掲示板や郵便物を確認したり管理会社に連絡したりして確かめましょう。
自然災害による断水は、自治体のメール・LINEやSNS、水道局のウェブサイトなどから確認できます。
止水栓と元栓は給水量を調節するための設備で、完全に閉まっていると水が全く流れません。
止水栓は、トイレ修理で閉めたままにしていたり子どもがイタズラしたりしている可能性があります。
元栓は、劣化や故障によって水が流れなくなってしまったりイタズラによって閉められていたりする可能性があります。
止水栓・元栓が閉まっていないかを確認しましょう。
それぞれの設置場所が分からない場合は以下を参考にしてください。
トイレの止水栓は便器の付近にあり、トイレの壁または床に設置されていることが多いです。場所が分からない場合は、止水栓とタンクを繋いでいる給水管を辿ると見つけられるでしょう。
水道の元栓の場所は住居によって異なりますが、一般的に屋外に設置されています。
一戸建ての場合は敷地内の地面にあるメーターボックス(金属製の四角い蓋)の中、マンション・団地の場合は玄関横の壁にあるパイプスペース(PS)の中に収納されています。
アパートの場合は敷地内の地面に全戸分まとめて収納されていることが多いです。
水栓レバーは、本体が破損していたりナットが緩んでいたりすると正常に機能できないため、レバーを引いてもトイレの水が流れません。
レバー本体に異常がないか確認しましょう。
タンクの中には、タンク内の水量を調節したりタンク内の水を便器に排出したりするためにさまざまな部品が設置されています。
それらに不具合が生じているとタンクが正常に機能できないため、トイレの水が流れません。
タンクの蓋を外し部品に不具合が生じていないか、以下の3点をチェックしましょう。
それぞれのチェックポイントについて解説します。
タンク内の水位は、オーバーフロー管(細長い筒状の部品)に刻印されている“WL(ウォーターライン)”の位置が正常です。
水位がWLよりも上下にズレている場合は、タンク内への給水・止水を調節するボールタップや、タンク内の水位を調節する浮き球またはダイヤフラムに不具合が生じている可能性があります。
これらの部品に不具合が生じているとタンクへの給水が正しくされずトイレの水が流れないことがあります。
フロートバルブ(ゴムフロート)とはタンクの底にあるゴム状の部品です。タンクの排水口の栓の役割をしており、フロートバルブが持ち上がることでタンク内の水が便器に排水されます。
経年劣化によってフロートバルブが縮んだりヒビ割れていたりすると排水口を塞ぎきれず、隙間から排水されつづけてタンクに水が溜まらないため、トイレの水を流すことができません。
また、フロートバルブはチェーンによって水栓レバーと繋がっており、レバーの動きに連動してフロートバルブが持ち上がる仕組みになっています。そのため、チェーンが切れたり弛んだりしているとフロートバルブが持ち上がりません。
フロートバルブは経年劣化していないか、チェーンは切れていないかを確認しましょう。
タンク内に異物がつまっていると、他の部品のはたらきを妨げたりタンクの水量を減らしてしまったりしてタンクが正常に機能できない可能性があります。
タンクの水量を減らしている場合、便器への排水量が少ないことで水圧が足りず排泄物を流しきることができなくなります。
タンクに異物がつまっている場合は取り除きましょう。
経年劣化や外傷によって給水管に破損がみられる場合は、破損箇所から水漏れしてタンクに十分な水が溜まらないためトイレの水が流れません。
給水管とタンクの接合部分にあるストレーナーにゴミや汚れがつまっている場合も給水がうまくおこなわれない可能性があります。
また、冬は地域や時間帯によって給水管が凍結することもあります。凍結するとタンクに給水できないためトイレの水を流すことができません。
給水管に破損や凍結がみられないか確認しましょう。
トイレの水が出ない原因別に対処法を解説いたします。
今回紹介するのは以下の対処法です。
レバー本体が破損している場合は、レバーを新品のものに交換しましょう。
ナットが緩んでいる場合は、モンキーレンチを使ってナットを締めなおします。
浮き球は、水面の上にプカプカと浮かんでいないと正常にはたらきません。他の部品に引っかかっている場合は引っかかりを解いてあげましょう。
ボールタップ・浮き球・ダイヤフラムに経年劣化や破損がみられる場合は、新品のものに交換することで症状を解決できる可能性が高いです。
下記記事では、ボールタップ・浮き球・ダイヤフラムの交換方法に付いて詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。
>>トイレのボールタップと浮き球を自分で交換・調整する方法【タンクの水漏れ】
フロートバルブに経年劣化がみられる場合は新しいものに交換することで解決できます。
フロートバルブとレバーを繋ぐチェーンが切れている場合は新しいものへの交換、チェーンが弛んでいる場合は長さを調節しなおすことが必要です。
下記記事ではフロートバルブの交換方法について解説しています。チェーンの交換方法や長さの調節方法についても記載しているので、ぜひ参考にしてください。
>>ゴムフロートのトラブルでトイレの水が止まらない時の対処
給水管が破損している場合は新しいものに交換する必要があります。
給水管の交換は難易度が高いためプロの業者に依頼することがおすすめです。
また、一時的にパテで穴を塞いで対処する方法もあります。ただし、これはあくまで応急処置であり根本の解決にはならないため、破損している場合は必ず部品を交換しましょう。
パテの使い方は下記記事で説明しているのでぜひ参考にしてください。
>>トイレの水漏れをパテを使って直そう
給水管が凍結している場合は解凍するまで待つことで自然に解消されます。すぐに解決したい場合は、タオルを巻いて40〜50度のゆるま湯をゆっくりとかけて解凍しましょう。
給水管のストレーナーがつまっている場合は、ストレーナーを外して溜まったゴミや汚れを取り除きましょう。
ストレーナーをきれいにするときは歯ブラシを使うと洗いやすいです。
タンクレストイレの水が流れない場合は、タンク付きのトイレとは異なる原因が考えられます。
断水や止水栓・元栓を確認しても該当しなかった場合は、以下が原因の可能性が高いです。
それぞれの原因とその対処方法について解説します。
一般的なトイレは、タンク内の水が便器に排水されるときの水圧を利用して排泄物を流しています。
一方、タンクレストイレは貯水するタンクがなく水道管を直接繋げて水を流すため、ある程度の水圧が必要になります。
水圧の低い地域や上層階、戸建ての二階以上に住んでいる方は水圧不足によってトイレが流れないことがあります。
この場合は、水圧補助のブースターや増圧ポンプの設置を検討することがおすすめです。またはタンクのついているトイレに交換することも検討しましょう。
タンクレストイレには、モーターやセンサーなど電気系統の部品が内蔵されています。
これらの部品が経年劣化や寿命などによって故障してしまうとトイレの水を流すことができません。
この場合は、電気系統の部品を新しいものに交換するか、便器本体ごと交換することで解決できます。ただし、これらの作業は専門性が高いためプロの業者に依頼することがおすすめです。
また、停電によって電気系統が正常に機能していないケースもあり、この場合は通電することで解決できます。
水道水の汚れやゴミを取り除くために、タンクレストイレにも給水フィルターが設置されています。
給水フィルターにゴミや汚れがつまっているとうまく給水されないことがあるため、歯ブラシなどを使って給水フィルターをきれいに掃除しましょう。
トイレを使い始めたばかりなのにトイレの水が流れない場合は、設置不良の可能性も考えられます。
設置不良の疑いがある場合は、トイレを設置したメーカーや業者に連絡をしましょう。
今回はトイレの水が出ないときの原因や対処法についてまとめました。
トイレの水が出ない原因は、水栓レバーやタンク内の部品、給水管にトラブルが起きている可能性が高いです。タンクレストイレの場合は水圧不足や電気系統の故障、給水フィルターのつまり、設置不良が考えられます。
ただし、断水や停電が起きていたり止水栓・元栓が閉まっていたりする可能性もあるので、今回紹介したチェックポイントを参考に落ち着いて原因を見つけて適切な対処をしてください。
自分での修理が難しい場合は、プロの業者に修理を依頼することがおすすめです。
水道救急センターでは、トイレタンクの部品や給水管の修理・交換、便器本体の交換など、トイレ修理全般を承っております。
お問い合わせは24時間365日受付・通話無料、お見積もりや出張費も無料です。初回ご利用の方は基本料金(5500円)も割り引きになるため、『作業費+部品代』のみでのご案内になります。
また、水道救急センターは水道局指定工事店であり、国家資格を取得したスタッフによる確かな技術をご提供しています。
トイレのトラブルにお困りの方は、以下よりお気軽にお問い合わせ・ご相談ください。
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