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その症状、給湯器の故障かも?原因や対処法と共に解説

その症状、給湯器の故障かも?原因や対処法と共に解説

声も顔も不器用なとこも

「給湯器が水漏れしている」

「全然お湯が出ない」

そんなトラブルはありませんか?もしかしたら給湯器が故障しているのかもしれません。

給湯器が故障すると、お湯が使えなくて不便です。特に寒い冬は困ってしまいますよね。

本記事では、給湯器の故障が疑われる症状や故障の原因についてまとめました。給湯器が故障した時の対処法や予防方法も解説しています。給湯器の異常にお悩みの方は、ぜひご覧ください。

給湯器の故障が疑われる症状

給湯器が故障すると、次のような症状が現れます。

水漏れする

本体から水が滴っている、または周辺が濡れている場合、給湯器が水漏れしていると考えられます。水漏れは、給湯器が故障した時に確認できる代表的な症状の1つです。

温度がぬるい・不安定

お湯の温度が設定よりも低いと感じる時や、使用中にお湯の温度が変わる時は、給湯器の故障が疑われます。

夏はお湯を使う機会が少ないため、定期的に確認を行いましょう。

異音がする

使用中の給湯器は、常に作動音を発しています。しかし、以前に比べて音が大きい場合や、無視できないほどの音量である場合は、故障が原因の異音である可能性が高いです。

故障した時の給湯器からは、「ピー」「ヒュー」といった音が聞こえます。

ガス臭い

給湯器の使用中にガスのような異臭がする場合は、ガス漏れが考えられます。

非常に危険な状態なので、使用を中止して速やかに専門業者に連絡しましょう。。

煙が出ている

給湯器から黒い煙が出ている時は、不完全燃焼の可能性が高いです。

ガス臭い時と同様、非常に危険な状態なので、すぐに使用を中止してください。

給湯器が故障する原因

給湯器が故障する原因

続いては、給湯器が故障する代表的な原因をご紹介します。

原因を知ることで、給湯器の故障に正しく対処することができます。ご家庭の給湯器に生じている症状と照らし合わせながら、原因を探ってみましょう。

寿命・経年劣化

給湯器が故障する主な原因です。

給湯器には、「耐用年数」があります。耐用年数は分かりやすく言うと「寿命」です。

一般的に、給湯器の耐用年数は約8年〜10年と言われています。購入してから8年以上使っている給湯器の場合、故障の原因は寿命や経年劣化の可能性が高いです。

また、寿命を迎えた給湯器は、リモコンにエラーコードが表示されやすくなります。

凍結

冬のように気温が低く寒い時期は、配管内に溜まった水が凍りやすいです。配管内の水が凍ると配管が破損し、水漏れの原因になります。

外気温が0℃を下回っていたら、凍結による故障を疑いましょう。

雨水の侵入

台風のように、雨が強い日に起こります。

通常、給湯器の内部に雨水は入りません。しかし、あまりにも雨が強い日は、排気口などの意図しない箇所から給湯器の内部へ、雨水が侵入してしまうことがあります。

給湯器の内部に雨水が侵入すると、誤作動や点火不良を引き起こしますので、事前に天気予報などを確認し、当日は対策を行うようにしましょう。

使い過ぎによる負担

給湯器1台あたりの能力は、「号数」によって表されます。この号数を超えて給湯器を使うことは、機器に大きな負担をかけてしまうため注意が必要です。

例えば、1人暮らし世帯に向いている16号の給湯器を4人家族の家庭で使うと、給湯器に対してメーカーが想定する以上の負担がかかり、故障する恐れがあります。

停電

可能性は低いものの、稀に停電が原因で給湯器が故障するケースがあります。停電復旧後に、何度電源を入れ直してもエラーが出てしまう場合は、停電による故障を疑いましょう。

メンテナンス不足

厳密には故障ではありませんが、よくあるトラブルの1つなのでご紹介します。

給湯器の配管部分には、水抜き栓のフィルター(ストレーナー)があります。ストレーナーに異物が溜まると、水の供給が妨げられてお湯はもちろん、水も出ません。

水が出ない時は、ストレーナーを確認してみてください。

給湯器以外に原因がある可能性も

お湯が使えないと、給湯器に原因があると考えがちです。しかし、実際は水道や電気、ガスの問題によって、トラブルが起こっている可能性があります。

以下では、水道、電気、ガスに問題があると思われるケースをご紹介します。

水道に問題があるケース

お湯だけではなく水も出ない場合、水道に問題がある可能性が高いです。水道の元栓が閉まっていることが原因として考えられます。

電気に問題があるケース

給湯器以外の電化製品も使えない場合、電気に問題がある可能性が高いです。

ブレーカーが落ちていること、電気の供給自体が止まっていることが原因として考えられます。

ガスに問題があるケース

ガスコンロなどのガス機器を点火して、火が点かなければガスに問題がある可能性が高いです。ガス栓が閉まっていること、ガスの供給が遮断されていることが原因として考えられます。

給湯器が故障した時の対処法

給湯器が故障した時の対処法

ここからは、給湯器が故障した時の対処法を2つご紹介します。トラブルの原因を確認した後、故障の可能性が高いと感じたら、以下の通りに対処しましょう。

修理する

給湯器が故障したら、まずは修理を検討しましょう。買い替えに比べて、大幅に費用を抑えることができます。

詳しくは後述しますが、給湯器の修理は基本的に専門業者に依頼します。専門業者を利用した時の修理・点検の費用相場は7,000円〜30,000円です。

費用は機器の状態や修理の内容によって変わります。例えば部品の交換が必要な場合は、部品交換が不要な場合に比べて費用が高くなります。

どのような修理が必要かは、プロがもっともよく知っています。「水漏れしている」「お湯が出ない」など、給湯器の故障が疑われる症状に気づいたら、一度専門業者に相談してみてください。

買い替える

耐用年数を超えた給湯器は、修理できない可能性があります。修理が難しい場合は買い替えをしましょう。

給湯器本体の価格は、「15万円以下」「15万〜25万円」「25万円以上」の3つの価格帯に大きく分かれます。
号数、暖房機能の有無、追い焚き機能の有無などで価格が変わり、もっとも安い製品は6万円程度です。

しかし、実際に給湯器を買い替える時は、本体の価格に加えて工事費まで支払う必要があり、修理に比べて費用面の負担が大きくなることを覚えておきましょう。

耐用年数が大幅に過ぎている、現在使っている給湯器の性能に不満があるなどの事情がなければ、まずは修理から検討することをおすすめします。

給湯器の修理を専門業者に依頼する理由

給湯器の修理を専門業者に依頼する理由

給湯器の内部は複雑な構造になっています。ガスや水道、電気にも繋がっているので、知識を持たない方が自分で修理をするのは困難です。

給湯器の状態が悪化したり、火災のようなトラブルに発展したりする恐れもあります。

専門業者のスタッフは、給湯器を修理するために必要な知識や技術を備えています。状態の悪化やトラブルを心配せず任せられるので安心です。

多くの家庭は、毎日のように給湯器を使うと思われます。修理を依頼する時は、素早く対応してくれる専門業者を選びましょう。

24時間365日、迅速に対応している業者なら、その日のうちに問題が解決することがあります。

寒い冬に我慢して水を使ったり、お風呂に入るのを我慢したりする必要はありません。

加えて専門業者を選ぶ時は、技術に優れているか、アフターフォローがあるかなどもチェックしましょう。

故障のリスクを下げる給湯器の使い方

ここまで、給湯器が故障した時の対処法について紹介しました。しかし、できれば給湯器の故障自体を防ぎたいですよね。

最後に、故障のリスクを下げる給湯器の使い方についてまとめました。長く快適に給湯器を使い続けるため、ぜひ実践してみてください。

メンテナンスをする

給湯器を長持ちさせるためには、メンテナンスが欠かせません。本体とストレーナーの2箇所を定期的に掃除しましょう。

本体は、外装を水拭きして汚れを落とします。落ちにくい汚れには、台所用中性洗剤を使いましょう。汚れを落としたら、乾拭きをして水気を拭き取ります。

ストレーナーは、歯ブラシを使って水洗いし、ゴミを取り除きます。

雨の日は給湯器にブルーシートを被せる

近年の給湯器は、雨が原因で給湯器が故障することがないような作りになっています。

それでも万全を期す場合、強い雨の日は給湯器にブルーシートをかけましょう。

電源プラグを抜かない

冬のように寒い時期は、給湯器の配管に溜まった水が凍結する恐れがあります。配管に溜まった水が凍結してしまうと、配管が破裂するトラブルの原因になるため、事前に対策をしましょう。

一部の給湯器には、自動で凍結を防ぐ機能が備わっています。例えば「凍結予防ヒーター」や、「自動ポンプ運転」のような機能です。

凍結予防ヒーターは、給湯器内部の配管を温めることで凍結を防ぎます。自動ポンプ運転は、お風呂の配管に水を循環させることで凍結を防ぎます。

凍結予防ヒーターや自動ポンプ運転の機能は、電源プラグがコンセントに差し込まれている時のみ作動します。凍結を防ぐために、電源プラグは抜かないよう注意しましょう。

寒い日は水を出しっぱなしにする

水を流し続けることによって、凍結を防ぎます。「チョロチョロ」とわずかに流れる程度で問題ありません。

給湯器が故障した時の修理費用に比べれば、凍結対策にかかる水道代はわずかです。目安として、気温が0℃を下回る時は水を出したまま過ごすことをお勧めします。

凍結した時に熱湯をかけない

万が一配管に溜まった水が凍結してしまっても、焦ってお湯をかけないようにご注意ください。いわゆる熱湯と呼ばれるほど温度の高いお湯をかけてしまうと、配管が破裂する危険性があります。凍結した時は、基本的には自然解凍を待つようにしましょう。

すぐにお湯を使いたい場合は、配管に30℃〜40℃のぬるま湯をかけてください。ぬるま湯ならば、配管が破裂する危険性は低いです。

使いすぎに注意する

給湯器の耐用年数は早まることがあります。具体的には、メーカーが想定しているよりも大きな負荷を機器に与え続けた場合に、耐用年数が早まります。

例えば1人暮らし世帯に向いている号数の給湯器を、4人家族の家庭で使用すると耐用年数が早まる可能性が高いです。給湯器を使用する時は必ず号数をチェックし、能力を超えて使用しないよう注意しましょう。

まとめ

本記事では給湯器の故障が疑われる症状や、故障の原因、対処法について解説しました。

給湯器が故障するとお湯が使えないため、大変不便です。また故障の原因によっては、使い続けることで危険が及ぶ場合があります。「故障かな?」と感じたら、速やかに専門業者に修理を依頼しましょう。

信頼できる専門業者なら、故障した給湯器を修理してくれるだけではなく、その後の予防についてアドバイスをくれることがあります。

いざという時に慌てないよう、給湯器が故障した時に修理をお願いする専門業者を、あらかじめ決めておくと安心です。

※税抜価格、また一部作業で基本料金が異なる場合がございます。