「キッチンが臭い」「台所から何だかいや〜な臭いがする」
そう感じていても、悪臭の発生源が分からないと対処のしようがないですよね。
そこで今回はキッチンが臭い場合の主な原因5つを解説!
すぐに実践できる対策と予防方法も紹介していきます。
キッチンは家の中でもとくに悪臭が発生しやすい場所ですから、きれいに保つ秘訣を知って毎日快適に使えるようにしましょう。
キッチンが何だか臭いけど、どこが発生源かわからない・・・。
そんなときは、臭いの原因となりやすい以下の場所を確認してみましょう。
三角コーナーや排水口のゴミ受け、ゴミ箱など、生ゴミを捨てる場所はイヤな臭いの発生源となりやすいです。
これらの生ごみ臭は、生ゴミを餌にして何種類もの菌やカビが繁殖することで発生します。
とくにシンク内に三角コーナーを設置している場合は要注意!
水分は生ゴミ臭の原因となる菌を増殖させるため、食器や手を洗ったときなどに水がかかりやすいシンク内に置いていると悪臭が発生しやすくなります。
料理中に飛び散った油がこびりつきがちなコンロ周りも、台所で悪臭を放ちやすい場所です。
油は時間が経つと酸化して、鼻をつくようなイヤな臭いを発します。
また、料理をするときに出る蒸気と共にのぼっていくため、換気扇やレンジフードにも付着し、たまっていきます。
排水口には日々、調理中に出た食材の残りや食器を洗う際の食品カス・洗剤カスなどが流れています。
こういった汚れは、三角コーナーやゴミ受けをすり抜けて排水口や排水管にも付着し、どんどん溜まることで悪臭を放つ原因となります。
上記の場所を確認しても原因が特定できない場合、もしかしたらシンク下の収納が悪臭の発生源かもしれません。
戸を開けた瞬間に雑巾のようなカビ臭さを感じる場合は、棚の内側でカビや雑菌が繁殖している可能性があります。
また、配管と床の間に隙間が生じていたり、排水管に汚れやつまりがあったりする場合も悪臭が発生する原因となります。
どうしても濡れていることが多い台ふきんも、不快な臭いの発生源になりがち。
洗いきれていない食品や油の汚れ、生乾きのときに繁殖した雑菌などが悪臭の原因です。
ここからは、キッチンの悪臭の代表的な原因である生ゴミ・油汚れ・排水口の3つにしぼって、その対策と予防法を紹介していきます。
まず、生ゴミが臭う場合の対策と予防は「放置しない」「腐らせない」ことです。
生ゴミ臭を軽減するには、腐敗がすすむ原因となる水分になるべく近づけないことが大切です。
普段生ゴミをそのまま捨てている人は、新聞紙で包んでから捨ててみて。
生ゴミの水分を新聞紙が吸ってくれるので、雑菌の繁殖を抑えることができます。
見た目が気になる・新聞紙が破れるのが心配な場合は、さらにポリ袋またはビニール袋に入れるとよいでしょう。
悪臭の発生源となりやすい三角コーナーは、いっそ使わないというのも選択肢の一つです。
100均などで売っている自立するタイプの水切り袋や、新聞紙や広告で作った箱で代用できます。
とくに新聞紙や広告で作った箱なら水分も吸収してくれるので一石二鳥です。
ゴミ収集の日まで生ゴミを冷凍保存しておくのも一つの手段です。
冷凍庫などの温度の低い場所では菌やカビの活動が低下するため、生ゴミを腐らせないまま捨てることができます。
生ゴミが出たらすぐにビニール袋に入れ、水分が漏れないようジッパー付き保存袋に入れて冷凍しましょう。
コンロ周りやレンジフードの油汚れは「溜めない」ことが大切です。
油は放置していると固まってきてギトギトに・・・頑固な汚れとなって掃除が大変になります。
料理した後はキッチンクリーナーで拭き取る・レンジフードや換気扇のフィルターにはカバーをするなどして油汚れが蓄積しないようにしましょう。
溜まってしまった油汚れには、重曹やセスキ炭酸ソーダでのお掃除がおすすめです。
どちらも100均などで売っているので気軽に購入できますよ。
いずれもアルカリ性なので酸性の油汚れを落とすのに効果的ですが、その違いは主に水への溶けやすさにあります。
水に溶けにくく研磨効果のある重曹は、焦げ落としや頑固な油汚れにおすすめ。
一方、水に溶けやすいセスキ炭酸ソーダはスプレー洗剤のように使用できる手軽さから、日頃のお掃除におすすめです。
キッチンの排水口は「定期的に掃除する」ことが大切です。
できれば毎日掃除するのがベスト。
難しい場合は週に2〜3回を目安に、どんなに忙しくても週に一度はお掃除できると悪臭トラブルを防ぎやすくなります。
排水口の日頃のお手入れに特別なものは必要ありません。
用意するものは、中性洗剤と歯ブラシまたはスポンジだけです。
<排水口の掃除手順>
掃除の際は、排水管の中に歯ブラシなどを落としてしまわないよう注意してくださいね。
また、集中的にお掃除したい場合は重曹とお酢(またはクエン酸)をふりかけるのもおすすめです。
<用意するもの>
重曹200g
お酢またはクエン酸100g
割合が2:1になればこの分量でなくてもOK
<手順>
排水口のフタ、ゴミ受け、排水トラップを外す
排水口に重曹をふりかける
上からお酢またはクエン酸をかける
30分〜1時間ほど放置
アルカリ性の重曹は、油汚れや焦げ付きなどの酸性の汚れに有効。
そして酸性のお酢やクエン酸は、水アカなどのアルカリ性の汚れに有効なため、これら2つを組み合わせることで酸性・アルカリ性両方の汚れを落とすことが可能です。
※中和反応により二酸化炭素が発生するため、忘れずに換気してください
なるべく排水口の汚れを触りたくない場合は、塩素系洗浄剤や塩素系漂白剤もおすすめです。
除菌や漂白、消臭にとても優れているので、ヌメリ汚れをこすることなく取り除く力があります。
とくにおすすめなのは、スプレータイプと発泡タイプの排水口クリーナーです。
商品によっても異なりますが、スプレータイプは吹きかけて放置するだけ。
そして発泡タイプも粉をふりかけたら水をかけ、放置するだけで汚れを落としてくれます。
それでも取れなかった汚れは、歯ブラシでかき出したり、スポンジでこすったりして洗い流してくださいね。
※塩素系漂白剤は酸性の洗剤と混ぜると猛毒ガスが発生するので単体で使用してください
どんなに思いあたる場所をきれいにしても何だかイヤな臭いが取れない・・・そんなときはもしかしたら、キッチンの排水口や排水ホース、排水管に問題があるのかもしれません。
通常、排水口は下水道からのぼってくる悪臭を防ぐ構造となっています。
しかし、以下のような問題が発生しているとこの仕組みが正しく機能せず、下水の臭いが上がってくることがあります。
封水とは、排水口の中央にあるパイプの周りに溜まっている水のことです。
下水管から逆流してくる臭いを防ぐ役割があるため、これがないと排水管から悪臭が立ちのぼってくる可能性があります。
封水がない場合は適量の水を注いでおきましょう。
また、排水トラップや封水の問題を解決しても悪臭が取り除けない場合、排水口から排水管へとつながる排水ホースや排水管に隙間がある・破損しているなどの可能性があります。
キッチンの悪臭や汚れがなかなか取れない場合は、プロの業者に相談するのが安心です。
とくに排水管や排水ホースに問題がある場合は、無理に自分で直そうとするとかえって状況を悪化させてしまうことになりかねません。
水道業者に依頼すれば、速やかに原因を特定して対応してもらえるだけでなく、プロの目線から再発防止のアドバイスももらうことができます。
キッチンで発生する悪臭は主に「水」「食品」「油」が原因です。
基本的には定期的なお掃除で予防が可能ですが、放置し続けると悪化しやすいため、少しでも異変を感じたら早めに原因を特定、対処するようにしましょう。
また、どんなにきれいにしても悪臭がおさまらない場合は、排水ホースや排水管に問題がある可能性が高いので、一度水道業者に見てもらうのが安心です。
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